ワインや日本酒をもっと美味しく楽しむ方法

ワインをおいしく飲みたいなら、
まずは『温度』を知ろう

キンと冷えたスパークリングワイン。長期熟成した濃厚な赤ワイン。
ワインにはさまざまな表現や味わいがあります。
この記事では温度の違いから分かるワインのおいしい飲み方のコツをお伝えしようと思います。

目的や種類によって異なる『ワインの温度』

赤ワイン、白ワイン、スパークリング、フルボディ、ミディアムボディなど、ワインの種類だけ味わいはさまざまです。さらに熟成をすれば味わいが変化して…と、とても複雑で奥が深いお酒です。このようなワインの知識を知る前に、ワインをおいしく飲むためには、温度が大切ということを知っておきましょう。 ワインは温度によっておいしく感じられることもあれば、好みの味じゃなくなるということもあります。
ワイン好きでも誤解していることが多いもっとも基本的な温度のお話です。

渋くて刺激的な赤ワインは冷やしすぎ?

冷蔵庫で保存した赤ワイン。飲んでみると、なんだか渋くて味わいがスパイシーだという経験はありませんか?
それはワインの味が悪いのではなくて、冷やしすぎている可能性があります。赤ワインは冷やしすぎると渋みが強くて味わいを感じにくくなってしまいます。せっかくのワインをおいしく味わうために、冷蔵庫を使ってカンタンにできるワインのおいしい飲み方と保存方法をご紹介します。

まずは押さえておこう!2つの温度

ワインをおいしく味わうために、もっとも基本的な温度が2種類あります。


  1. おいしい温度(飲みごろ温度)
  2. 貯蔵する温度(熟成の温度)

正しく理解しないと、せっかくの記念のワインも台無しになってしまう恐れがあります。逆に知っておけば、いつも飲んでいるテーブルワインがもっと美味しく感じられることだってあります。

1.おいしい温度 = 1週間以内に飲む温度。

ワインの種類によっておいしいく感じる温度は違います。持っているワインを1週間以内に飲むなら、おいしい飲み頃温度で保管しましょう。例えば、スパークリングワインは、冷えた5℃~8℃くらいで飲むのがおすすめです。しばしば誤解されているのは、スパークリングワインを5℃くらいのワインセラーで熟成させようとすること。長期間5℃では保管すると、ワインが低温劣化してしまう場合もあますので、すぐに飲まなないものは5℃で保管するのは控えたほうが無難です。

※14℃くらいがおいしいと言われるような上質なシャンパーニュなどもあります。

他にも、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなどの種類によって、「おいしい温度」は以下の温度に分けられます。赤ワインを低い温度で飲むと渋い液体に感じやすくなり、白ワインを高い温度で飲むと酸味を感じにくいものになることがあります。それぞれのおいしい目安温度を知っておくと、いつものテーブルワインも少し違った味わいになると思います。

赤ワインを常温で飲むのは正しい?

赤ワインも冷蔵庫の野菜室で冷やしておきましょう。飲む少し前に取り出しておけば程よく冷えた赤ワインが堪能できます。 『赤は常温』と言われることが多いのですが、実際に「常温」というのは、住宅環境や季節によって幅が広く規定されています。一般的には、外気温を超えない温度で、直射日光の当らない風通しの良い場所を指します。 季節によって、冷えすぎていることもあれば、温度が高すぎたりしますし、実際に人が生活する環境温度は、おおよそ20℃~28℃くらいです。
つまり、非常に幅広くワインの飲み頃温度には適さない温度であることが多いのです。

2.貯蔵する温度 = 1週間以上保管する温度。

ワインの種類にかかわらず、一週間以上保管するなら12℃~18℃くらいで保管しておきましょう。この温度帯で、ワインが劣化するということはありません。 大切なポイントは、たった一週間でも適切な温度で落ち着かせること。この間に、味わいがおいしく変化することがあります。当社では、これを「プチ熟成」と呼んでいます。 「20年もののワイン」「19〇〇年のワインは良い年だ」なんて表現され、長い年月を経て熟成するワイン。その生産地では、カーヴという地下の蔵の中で、12℃~18℃くらいで保管されています。蔵の中に入れて何年も経過したワインは、とても美味しくなったということから、12℃~18℃くらいで保管するのが良いとされています。

ワインセラーがなくても大丈夫です。冷蔵庫の野菜室にワインを保管して、プチ熟成させてから味わえば、少しまろやかになっていることがあります。ただし、野菜室のない冷蔵庫を使っている人は、ひと夏を越せない恐れがあるのですぐに飲んでしまいましょう。

ワインの熟成は温度管理がポイント

ワインは熟成するお酒ですが、熟成するには温度がもっとも大切です。温度が低すぎても高すぎても品質が劣化してしまうことがあります。しっかり温度管理して暗い所に保管しておけばワインは熟成します。

レストランでもやってるプチ熟成

ワインがおいしいレストラン。彼らもプチ熟成をしています。

当店では、おいしいグラスワインをご提供するために、入荷して1週間~10日間程度、セラーでワインを寝かせています。流通の過程で高温や振動などによってワインは少し疲れるため、少しの間落ち着かせることで、「渋みが取れてまろやかでおいしくなる」ように、ひと手間を加えているのです。(東京都中央区 ワインバー シニアソムリエ)

いつも飲んでいるテーブルワインも、冷蔵庫などで「プチ熟成」して少し落ち着かせ、そしておいしい温度で飲んでみると、少しばかりおいしく感じられると思います。


最後に、ワインのおいしい温度(飲み頃温度)と、貯蔵する温度(保管・熟成温度)を一覧表にまとめましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

さくら製作所をもっと詳しく知る

さくら製作所は、ワインの美味しさを最大限に引き出せる日本製ワインセラーを販売しています。創業以来ワインの美味しさを追求し続け、独自の技術力で完璧な温度管理と省エネ、省スペースを実現したワインセラーのプロフェッショナル集団です。この記事を見てさくら製作所に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。

RELATED POSTS関連記事

上に戻る