「0℃」にできる冷却性能でワインの長期熟成と日本酒の保管もできる万能セラー
ZERO CLASSは、特許技術で0℃の液体温度のブレも最小限に制御し、日本酒の品質を保つセラーとして使用できます。日本酒はワイン以上に敏感なお酒です。多くの吟醸酒などは低温での温度管理が不可欠なものも多く、生鮮食品のように鮮度が大切です。これまでの冷蔵庫の課題であった、「低温管理での液体温度を安定させる」を冷却力や断熱力を搭載することで、ワインセラーとしての能力も飛躍的に向上させた新しいコンセプトのセラーです。
0℃制御について
機械的な制御に頼るワインセラーの欠点は、1日に何度も発生する冷凍サイクル時の液体温度の変化が大きいことです。一回当たりの変化は小さくても、長期間の熟成では無数に繰り返されていきます。さらに、セラー庫内でも温度差があり、製品の温度表示と実際の温度に5℃以上の大きな差が生じていることもあります。ZERO CLASSシリーズであれば、設定した温度通りにワインの液体温度もほぼ完ぺきに一定にできます。だから、長期間の熟成はもちろん、飲み頃の適温で保管する貯蔵庫としても使用できるのです。
ワインの温度管理について
ワインセラーから発する騒音のうち、ノイズとして認識されやすいのはモーターの駆動音です。その一つはコンプレッサーの運転音。もう一つはファンモーターの回転音。コンプレッサーの運転音は、防音室に使用される特殊な吸音材を付けることで、ノイズレベルを低下。ファンモーターの回転音は、より高性能な国内メーカー製のユニットを搭載することで、大幅に静音化を実現しました。
0℃を維持するためにはガラス扉の高性能化は欠かせない要素。一般的な住宅が窓ガラスから熱が入るのと同様に、セラーもガラスからの熱侵入により、冷却に大きな影響を及ぼします。ZERO CLASSシリーズは、ワインがより快適に暮らせるように、住宅技術にも使われる遮熱対策ガラスを採用しています。その結果、UVカット率99%を実現しました。冷気を密閉することで、ロスを減らす構造により、これまでより乾燥期に約15%高い平均湿度が保持できるようになりました。
ガラスドアについて
ZERO CLASSプレミアムにだけ搭載されている冷却システム。静かな大容量コンプレッサー、特許を取得している独自の制御技術、高効率放熱ユニットを駆使して、ワインセラーとして利用する場合に圧倒的な温度維持力を発揮します。
ボトルの直径が96mm程度ある太めのスパークリングワインなどのボトルでも、スムーズに収納できる設計になっています。下段にも、高さが300mmまでの一般的なボルドーやブルゴーニュボトルが横置きで収納できます。
最大収納本数は、一般的なボルドーやブルゴーニュワイン(高さ300㎜×直径82㎜程度)のボトル換算です。
画像は、直径90㎜φのボトルです。
棚間隔を調整できる仕様です。
温度を0℃に維持できるZERO Class Premiumシリーズ SB103は、日本酒をますます美味しい温度で味わえる日本酒セラーとして利用できます。1段に12本の一升瓶を立てることができる「日本酒のマス棚」が付属しているので、一升瓶の転倒を防止することができ、飲食店や酒屋さんでの利用にも安心できる設計です。
「ラベルを見せたい」というお客様の声から生まれました。傾斜棚アシストバーがあれば、付属の棚が傾斜棚としてご利用いただけまます。自由に角度を変えることができるので、アシスタントバーは取り付ける位置を自由に変更できお好みの角度でワインを見せることが可能。また、カードホルダー機能付きなので、ワインの名前や値段の設置や、ワインを保管した日・産地の記録を表示するなど、ご自身でカスタマイズを楽しめます。
※対応機種: SB75/SB103 型式名:KSSB503 JAN:4589953360271
SB75とSB103はコンプレッサーの起動回数を低減する制御を搭載しているので、同等製品との比較をすると、コンプレッサーの起動回数がわずか約37%しかありません。そのため、同等サイズの製品と比較すると音も静かで消費電力も少なくなっています。
対応機種: SB75・SB103、JAN:4589953360271
ZERO CLASSシリーズは、ワインの温度を均一に保つための特許技術や省エネ効果が高いLow-Eガラスの採用など独自の機能が搭載されています。私たちのこだわりをご覧ください。
シリーズ名 | ZERO CLASS Premium | |
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型式名 | SB103 | |
JANコード | 4589953360127 | |
扉カラー | ブラック | |
ボディカラー | ブラック | |
価格帯(税込) | 248,000円 | |
収納本数(ワイン) | 103本 | |
収納本数(一升瓶) | 36本 | |
ビールの保管 | 〇 | |
温度管理の種類 | 1温度 | |
設定温度 | 0-20℃ | |
長期熟成湿度 (平均60%以上) |
年間平均湿度60%以上 | |
乾燥期の湿度維持 | 〇 | |
外形サイズ(mm) | 幅595×奥行580×高さ1647 | |
設置に必要な放熱寸法(mm) | 左20 右20 高さ100 背面30 ※ビルトイン使用は不可 |
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冷却能力の高さ | やや高い | |
冷却制御方法 | バンクショット冷却(特許) | |
霜取り方法 | セラーデフロスト制御(特許) | |
操作ボタン | タッチ式 | |
静音性 | やや高い | |
低外気温時(寒冷地) での断熱性能 |
高い | |
温度表示 | デジタル表示 | |
日本酒の保管 | 〇 | |
日本酒の低温貯蔵 (5℃未満) |
〇 | |
有効内容積 | 284L | |
定格電圧(V) | 100 | |
定格周波数(Hz) | 50/60 | |
冷凍機の種類 | 密閉型電動圧縮機(コンプレッサー) | |
冷蔵庫の冷却方式 | 冷気強制循環式 | |
電動機の定格消費電力(W) | 148/168 | |
年間消費電力量(kWh/年) | 255/257 | |
年間の電気代目安 | 約6,939円 | |
電源コードの長さ | 約2.0m | |
庫内灯 | LED灯 | |
扉の構造 | 3層ガラス(強化ガラス+遮熱Low-E+強化ガラス) | |
扉の断熱性能 | やや高い | |
ドア開放時のアラーム | 〇 | |
UVカット | 〇 | |
扉の開き | 右のみ | |
棚の仕様 | ワイヤー | |
付属棚の枚数 | 棚大:13枚 棚小:2枚 一升瓶転倒防止補助棚:3枚 | |
スライド棚 | × | |
棚間隔の調整 | 〇 | |
斜め置き(別売オプション) | 〇 | |
ドアロック(鍵) | あり | |
冷媒名称 | R600a | |
断熱発砲ガス | シクロペンタン | |
質量 | 98kg | |
その他の付属品 | 転倒防止金具(取付済) 取扱説明書 兼 保証書 | |
保証期間 | 冷媒回路3年 本体1年 ガラス6カ月(家庭用) |
免責事項についてはこちらをご覧ください。
ビルトインで使用可能ですか?
ビルトインでは使用できません。冷却不良や水漏れ、異音などの原因となります。特に、木枠などで囲って使用される場合、放熱スペースを確保していても、駆動音が大きく聞こえてしまいます。こちらもご確認ください。
太いボトルや長いボトル、マグナムボトルは収納可能ですか?
棚の間隔を調整して太いボトルを収納できます。ボトルの高さはマグナムボトルなどの350㎜程度まで収納できます。収納本数換算は、ボルドーボトル(H300㎜×φ75㎜)とブルゴーニュボトル(H300mm×φ82㎜)を半々くらいに収納したもので、ボトル直径や形状によって減ることがあります。
日本酒の4合瓶は何本くらい収納できますか?
一般的な4合瓶ボトルであれば80本~90本程度収納できます。ただし、冷気循環が悪化するので、4合瓶を縦置きする場合は、0℃設定時で庫内実温度が5℃前後で推移します。4合瓶を詰め込みすぎると冷えが悪くなります。
ワインセラー本体が熱くなることはありますか?
表面温度が50℃~60℃くらいになることがありますが、これは正常な運転です。ワインセラーは、冷蔵庫と同様、熱を外に逃がすことによって庫内を冷却します。そのため、冷却運転時には両側面および天板部分が熱くなります。
放熱温度が高くなるのは、外気温が25℃以上ある場合、設定温度が低い、または、冷却初期や常温のワインなど入れた場合などに見られる現象です。製品の仕様ですので安心してご利用ください。
コンプレッサーのフェイルセーフ機能はありますか?
搭載されています。コンプレッサーには異常電流や温度上昇が起きた場合に強制停止する「保護器」が付いています。このほか、コンプレッサーの運転時間制御、エラー感知機能、ドア開閉感知(一部機種にはない)、部品格納部の材質などを駆使して、複合的に安全性を高めた機能としています。
製品から動作音はしますか?
コンプレッサーやファンモーター、冷媒流音の音が発生します。日中より夜間、リビングより寝室など、周囲の暗騒音が相対的に静かな環境に製品を設置すると、動作音が大きく聞こえてまいります。音に敏感な方は設置場所を再検討するか、購入を控えてください。
業務用で使用しても保証してもらえますか?
業務用での使用は原則保証外です。ご購入時に厨房設備メーカーとの保守契約についてご相談ください。なお、厨房設備メーカー経由でご購入いただいておりましたら、当社保証が受けられる場合がございます。
日本酒は何度くらいで保管すれば良いですか?
日本酒の保管は0℃~3℃をお勧めしています。より低い温度であるほど、熟成のスピードがゆっくりになりますので、長く鮮度を維持することができると言われています。一方、5℃以上で熟成を進める保管を好まれる方もいらっしゃいます。弊社の製品を使うと様々な温度で日本酒を楽しむことができます。
製品の内径寸法を教えてください。
製品寸法の詳細は、承認図面にてご確認ください。承認図面は、こちらからダウンロードいただけます。承認図面に掲載されていない寸法は公表しておりません。
ペットボトルや缶飲料は何本くらい入りますか?
各機種によって異なりますので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。また、缶飲料やペットボトルについては、縦置きで容積いっぱいに収納することができないものがございますので、予めご確認お願いいたします。具体的な収納本数についても、ボトル形状などで変わってまいりますので、弊社からは収納本数を開示しておりません。ご了承ください。