上下完全2温度管理で、0℃設定。オプション棚で様々な収納が実現
シリーズの中でもっとも支持された(※)SA38。0℃からの冷却性能を武器に、ワイン、日本酒の本格管理を可能にし、多くのご家庭や飲食店に選ばれてきました。その高い冷却力と安定性は今なお健在。省エネ設計による低ランニングコストも評価され続け、現役機として第一線で活躍するスタンダードモデルです。
 
                   
                   
 
      スリムなタワー型で設置面積を最小化。38本の収納力を備えつつ、上下二室の縦型2温度で省スペースのまま高精度な温度管理が可能です。奥行きは530mm、背面は壁にぴったり付けて設置でき、独自の放熱設計でクリアランスを確保。背面に配置した制御基板をコンプレッサー熱から守る安心構造です。丸型PSE対応機種です。
 
      シャンパーニュやブルゴーニュなど、一般的なセラーでは出し入れしにくい太めのボトルもストレスなく収まります。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど形状の異なるボトルでも1列に収納できるため、レイアウトの美しさはもちろん、従来よりも効率的にお酒を収納することが可能です。見た目の整然さと使いやすさを両立した、ワイン愛好家やプロのソムリエにもご満足いただけるセラーです。
 
      オプション棚を使えば、4合瓶を23本から最大35本まで収められます。上下で温度を変えられる二室構造なので、異なるタイプの日本酒もそれぞれの最適な温度で保存可能。0℃の低温で保管してキンと冷やして飲むなど、冷蔵庫では体験できにくい世界もご自宅でお楽しみいただけます。背の高いシャンパーニュボトルも縦置きで保管したいという声に応え、ボトルの高さ・太さの違いにも柔軟に対応できます。「何本入るかわからない」「うまく収まらない」といった悩みを軽減し、実用性と美しさを両立しました。
 
       
      
オプション棚による柔軟なカスタマイズをすれば、ワインや日本酒だけなく、ビール、一升瓶まで美しく収まる収納設計です。冷蔵庫では実現が難しい低温ビールの保管も可能に。嗜好に寄り添う、洗練された一台です。
上室 0〜22℃/下室 0〜22℃で独立制御し、一台のセラーで異なる温度帯を同時にキープ。日本酒もワインも、ビールやハイボール、炭酸飲料までも、それぞれの冷蔵庫や他のワインセラーでの難しい温度へ導きます。一般的なワインセラーが赤・白両対応のため庫内を約14℃に設定しがちで個別調整が難しいのに対し、SA38なら飲み物ごとにお好みの温度に。ワインの「長期熟成」も、日本酒の「低温保管」も同時に応えるスタンダードなスペックを備えつつ、スーパーやコンビニの缶飲料まで“もっとおいしく”。毎日の楽しさを一台で両立します。
 
      使い方はとても簡単です。ロック解除ボタンを長押しし、上下キーで温度を選ぶと自動で設定(※1)されます。1℃単位で調整でき、操作部は本体前面にあるため、ドアを開けずに温度やライトのON/OFF操作が可能です。冷気を逃さないので省エネ(※2)や静音運転にも効果的。さらに、誤操作による温度変更を防ぐ安心仕様となっています。
 
      ワイン本来の香りや味わいを引き出す鍵は「温度管理」にあります。多くのレストランでは、セラーは熟成のためでなく、最適な状態でゲストに提供するための道具として機能しています。 ZERO Advanceシリーズ(以下、「ゼロアドバンス」)は、1℃単位での精緻なピッチ制御を実現。ソムリエが意図する理想の温度で、常にワインを提供できます。
たとえば、黒果実を思わせる力強いフルボディの赤は16〜20℃、赤果実主体の明るいミディアムボディは12〜16℃といったように、品種やスタイルごとに細やかな対応が可能です。 従来の大まかな温度管理では叶わなかった精度と再現性を備え、ワインを常に「最適な状態」でお客様に届けるための確かなパートナーとなります。
 
      ゼロアドバンスは、日本酒やビールにも新しい温度体験をもたらします。 日本酒は大きく4つのタイプに分類され、それぞれに「最適な飲み頃温度」や「ふさわしい酒器」があります。ゼロアドバンスは液体温度レベルで0℃を実現し、酵母の活動を極めて高い精度で抑制できるため、これまで難しかった生酒の保管も可能になりました。 さらに、缶飲料や瓶ビールも0℃をキープすることで、暑い季節には格別の冷たさを楽しめます。日常の一杯が、特別なひとときへと変わります。
 
      ゼロアドバンスは「ドアセンサー」(※1)を標準装備しています。 ドアが開いたままになるとセンサーが検知し、アラームでお知らせ。その間はコンプレッサーやファンを自動で停止し、ムダな運転を防ぎます(※2)。
これは隠れた重要機能。理由は、コンプレッサー式ワインセラーも含めた冷蔵機器はドアがわずかに開いたまま気づずに稼働すると、たった1日で300ml以上の水分を吸い込み(※3)ます。その結果、水漏れや床の汚れといったトラブルにつながる恐れがあるからです。 家庭用冷蔵庫では一般的な「ドア開放アラーム」ですが、ワインセラーで搭載されているのは極めて稀。 ご家庭での安心と快適さを守るために、その機能をしっかり備えています。
 
      外装には落ち着きのあるブラックをベースに採用。そこにグレーのラインとハンドルを組み合わせることで、軽やかで都会的な印象を加えました。フレームは半艶のブラック塗装で仕上げ、質感の深みと上品さを表現。フォーマルすぎず、カジュアルすぎない絶妙なバランスで、幅広い空間に調和するデザインです。
 
棚の手前はウォールナット調の木目塗装モールを施しました。まるで、本物の木材のような質感でありつつも、樹脂を使うことによって、高湿度化におけるワインカビの繁殖を抑える役目を果たします。
特許技術「Slow and Stop Flow」は、駆動時の体感騒音を30%ダウン(SB38と比較)し、最大で10%の無音状態を作ります。
断熱力が高い筐体のおかげで、冷気循環用のファンを止めることが可能になった冷却システムで、一時的に、コンプレッサーもファンモーターも完全に停止させても温度が一定になります。(特許第6564972号)
Slow and Stop Flowについて

※設定温度や外部環境により、無音になる時間は変わります。
※外気温約25℃、設定14℃の場合の比較測定結果。
※上室と下室の両方のファンの動作を平均化して示した図。
 
冷却時間も短縮や断熱性の向上によって、前回モデルのZERO classシリーズ SB38と比較して、最大約27%の省エネ化を実現しています。年間の電気代も約5,670円ほどと、同等サイズのワインセラーと比較すれば、高い省エネ性を搭載しているモデルです。
シームレスフレームは、ガラス端面をしっかり保護しつつ、前面のフレーム感を感じにくい独自設計。フルフラットの美しさを保ちながら、高い安全性を実現しました。従来のフルフラット構造は見た目がすっきりする一方で、端面が露出しやすく、強化ガラスの恩恵を受けにくいサイドアタックで破損リスクが高まる課題がありました。この弱点を解消し、ガラス破損リスクを99%防止(※1)します。
一方、従来型フレームは端面保護に優れるものの、前面の出っぱりでドアが分厚く見え、フレーム部のカビも懸念点に。 当社はこのトレードオフをシームレスフレームで解消。デザイン性と耐久性の両立を実現しました。通常使用でガラスが割れることはほとんどありませんが、ワインセラーとしては唯一のガラス保証(6か月)(※2)も付帯しています。
 
      ガラスドアは、ワインや日本酒の保管に欠かせないアイテムです。3枚ガラス構成(T4 + A8 + T4L + A10 + T4L)を採用し、Ug値約1.35W/(m²·K)というワインセラーとしては高い断熱性能を実現しました。2面のLow-Eコーティングガラスが、外気温の影響を抑え、庫内温度の安定性を高め、繊細な熟成や保冷環境を保ち続けます。冷却負荷を軽減することで省エネ効果も期待できます
 
      メカニカルアームによる10万回のドア開閉試験に合格。特に日本酒を提供するレストランではワイン以上に開閉頻度が高いため、ヒンジやキャビネット剛性、パッキンには高い強度と耐摩耗性を備えた部材を採用しています。その結果、数年使用してもドアの下がりや摩耗が起きにくい耐久性を確保しました。 さらに、外観部品には長期間の使用でも自然劣化が起きにくい素材を、内部部品には錆や腐食に強い素材を採用。細部に至るまで耐久性を追求し、プロの現場にふさわしい堅牢な品質を実現しています。
 
      
ZERO Advanceシリーズは、ワインの温度を均一に保つための特許技術や冷却機能を維持しつつ静音化を実現するなど独自の機能が搭載されています。私たちのこだわりをご覧ください。
| シリーズ名 | ZERO Advance | |
|---|---|---|
| 型式名 | SA38-W(ホワイトガラス) | |
| JANコード | 4589953360318 | |
| 扉カラー | ホワイト | |
| ボディカラー | ブラック | |
| 価格帯(税込) | 123,800円 | |
| 収納本数(ワイン) | 38本(上室16本 下室22本) | |
| 収納本数(一升瓶) | 11本(上室6本 下室5本) | |
| ビールの保管 | 〇 | |
| 温度管理の種類 | 2温度 | |
| 設定温度 | 上室0-22℃ 下室0-22℃ | |
| 長期熟成湿度 (平均60%以上) | 年間平均湿度60%以上 | |
| 乾燥期の湿度維持 | 〇 | |
| 外形サイズ(mm) | 幅390×奥行530×高さ1175 |  | 
| 設置に必要な放熱寸法(mm) | 左20 右20 高さ50 背面不要 ※ビルトイン使用は不可 | |
| 冷却能力の高さ | 非常に高い(酷暑) | |
| 冷却制御方法 | バンクショット冷却(特許) | |
| 霜取り方法 | ヒーター制御 | |
| 操作ボタン | タッチ式 | |
| 静音性 | 非常に高い | |
| 低外気温時(寒冷地) での断熱性能 | 非常に高い(厳冬) | |
| 温度表示 | 液晶(暗転モード付) | |
| 日本酒の保管 | 〇 | |
| 日本酒の低温貯蔵 (5℃未満) | 〇 | |
| 有効内容積 | 104L(上室45L + 下室59L) | |
| 定格電圧(V) | 100 | |
| 定格周波数(Hz) | 50/60 | |
| 冷凍機の種類 | 密閉型電動圧縮機(コンプレッサー) | |
| 冷蔵庫の冷却方式 | 冷気強制循環式 | |
| 電動機の定格消費電力(W) | 104/119 | |
| 年間消費電力量(kWh/年) | 182/186 | |
| 年間の電気代目安 | 5,766円 | |
| 電源コードの長さ | 約1.8m | |
| 庫内灯 | LED灯 | |
| 扉の構造 | 3層ガラス(強化ガラス+遮熱Low-E+断熱Low-E) | |
| 扉の断熱性能 | 非常に高い | |
| ドア開放時のアラーム | 〇 | |
| UVカット | 〇 | |
| 扉の開き | 右のみ | |
| 棚の仕様 | 木目塗装モール+ワイヤー | |
| 付属棚の枚数 | 棚大:7枚 棚小:3枚 | |
| スライド棚 | × | |
| 棚間隔の調整 | × | |
| 斜め置き(別売オプション) | × | |
| ドアロック(鍵) | なし | |
| 冷媒名称 | R600a | |
| 断熱発砲ガス | シクロペンタン | |
| 質量 | 49kg | |
| その他の付属品 | 転倒防止金具(取付済) 取扱説明書 兼 保証書 | |
| 保証期間 | 冷媒回路3年 本体1年 ガラス6カ月(家庭用) | |
免責事項についてはこちらをご覧ください。
ビルトインで使用可能ですか?
ビルトインでは使用できません。冷却不良や水漏れ、異音などの原因となります。特に、木枠などで囲って使用される場合、放熱スペースを確保していても、駆動音が大きく聞こえてしまいます。こちらもご確認ください。
太いボトルや長いボトルは収納可能ですか?
ボトル直径90㎜程度のボトルは収納できます。ボトルの高さは330㎜程度までが収納できます。収納本数換算は、ボルドーボトル(H300㎜×φ75㎜)とブルゴーニュボトル(H300mm×φ82㎜)を半々くらいに収納したもので、ボトル直径や形状によって減ることがあります。
ワインセラー本体が熱くなることはありますか?
表面温度が50℃~60℃くらいになることがありますが、これは正常な運転です。ワインセラーは、冷蔵庫と同様、熱を外に逃がすことによって庫内を冷却します。そのため、冷却運転時には両側面および天板部分が熱くなります。
放熱温度が高くなるのは、外気温が25℃以上ある場合、設定温度が低い、または、冷却初期や常温のワインなど入れた場合などに見られる現象です。製品の仕様ですので安心してご利用ください。
コンプレッサーのフェイルセーフ機能はありますか?
搭載されています。コンプレッサーには異常電流や温度上昇が起きた場合に強制停止する「保護器」が付いています。このほか、コンプレッサーの運転時間制御、エラー感知機能、ドア開閉感知(一部機種にはない)、部品格納部の材質などを駆使して、複合的に安全性を高めた機能としています。
製品から動作音はしますか?
コンプレッサーやファンモーター、冷媒流音の音が発生します。日中より夜間、リビングより寝室など、周囲の暗騒音が相対的に静かな環境に製品を設置すると、動作音が大きく聞こえてまいります。音に敏感な方は設置場所を再検討するか、購入を控えてください。
就寝時に動作音が気になりますか?
寝室でご使用されることを想定した製品ではありませんので、寝室での使用は動作音が気になることもあると思います。また、就寝時間帯などの夜間は、周囲の暗騒音も低く静かになります。そのため、ワインセラーの動作音は夜間のほうが大きく感じられます。
酷暑の時期にもきちんと冷却するか心配なのですが?
一部の機種を除き、酷暑のような気温も想定した仕様なので、夏でも安心してご使用いただけます。ただし、外気温5℃~30℃の間でご使用ください。
日本酒は何度くらいで保管すれば良いですか?
日本酒の保管は0℃~3℃をお勧めしています。より低い温度であるほど、熟成のスピードがゆっくりになりますので、長く鮮度を維持することができると言われています。一方、5℃以上で熟成を進める保管を好まれる方もいらっしゃいます。弊社の製品を使うと様々な温度で日本酒を楽しむことができます。
製品の内径寸法を教えてください。
製品寸法の詳細は、承認図面にてご確認ください。承認図面は、こちらからダウンロードいただけます。承認図面に掲載されていない寸法は公表しておりません。
ペットボトルや缶飲料は何本くらい入りますか?
各機種によって異なりますので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。また、缶飲料やペットボトルについては、縦置きで容積いっぱいに収納することができないものがございますので、予めご確認お願いいたします。具体的な収納本数についても、ボトル形状などで変わってまいりますので、弊社からは収納本数を開示しておりません。ご了承ください。
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