-2℃で保管できるミディアムサイズセラー
マイナス2℃の氷温®管理ができ、さらに、60本以上のミディアムサイズ以上の収納性、2温度管理タイプのシリーズとなっています。すべての機能を満たすと犠牲になりがちな静音性と省スペース性もこれまで同様の高い性能を維持しています。業務用で使用する大型コンプレッサーを搭載したり、分厚い筐体構造の設計とすれば氷温®管理も可能かもしれませんが、それでは静音性や省スペース性が損なわれがちです。さくら製作所の強みである「静音性」、「省スペースで多収納」の設計思想を踏襲したままの上級者向け製品が、氷温®M2シリーズです。
味のバランスが繊細な日本酒にはシビアな温度管理が欠かせず、保管が難しいというイメージを持たれがちです。しかし、氷温M2®なら0℃以下の氷温®で温度をコントロール可能。蔵元のイメージに近い日本酒の味わいを長期間キープできます。冷蔵庫で保管するだけでは難しかった各年度の銘柄を飲み比べたり、新酒を夏の間は寝かせて自分でひやおろしを試したりと、自宅ならではの楽しみ方も増えていくでしょう。
マイナス2℃ができるだけではなく、ワインセラーとしての温度維持性能もアップしています。これまで下室の最下段部分に生じていた庫内の最大温度差を5℃から3℃程度まで小さくしました。庫内が縦長になる大型タイプほど庫内の温度差が生じやすいウィークポイントが解消されていますので、ミディアムサイズクラスではこれまでで最もワインの熟成に向いているセラーと言えます。特許技術をさらに改良することで実現した新しい機能です。
ガラスの透明感がアップし、よりスタイリッシュでインテリアと馴染みやすくなりました。これまでの製品との差は実物で比べてみると一目瞭然です。氷温®M2シリーズはLEDを縦に配列しており、日本酒を照らすと瓶への反射で高級感が引き立ちます。ガラス越しにディスプレイされたお酒の統一感は氷温®M2シリーズならではです。
トップガラス周囲をフレーム構造とする設計となっています。フラットガラスのシームレスなデザイン性を損なうことないフレームガラス構造は、製品の保全性とインテリア性を両立します。
日本酒は一度抜栓した後も、1週間から1か月程度味わいをキープできるので、一升瓶のように大容量のものは一度で飲み切らずに、何日もかけて楽しむ方が多いでしょう。しかし、一般的に日本酒の栓はワインのコルクよりも隙間が生まれやすく、ボトルを寝かせて保管すると液漏れが起きる可能性があります。そこで氷温®M2シリーズでは、栓をあけた後もセラーに戻して保管できるように、ボトルを縦置きできるスペースを広く確保しました。ずらりと並ぶコレクションを、目で見てもお楽しみいただけます。
ボトルを縦置きで保管すると、両サイドに縦配置したLEDライトがお酒のラベルをライトアップするようになっています。白色系と暖色系、2つのLEDを搭載しているので、お好みに合わせてスイッチ一つで色味を変えることができます。暖色系だとワインのカーヴのような、白色系だと日本酒のショーケースのようなディスプレイ。お酒を配列する楽しみと、上質な雰囲気を感じていただけます。
氷温®シリーズを2台設置し、観音開きのように使用することで、赤のフルボディ、ミディアムボディ、白ワイン、スパークリングワインの4種類を個別の温度で管理できるようになります。ワイン、日本酒、クラフトビール、ソフトドリンクといったさまざまな酒類も、用途に応じてキンと冷やしたり、適度な冷え感でサーブしたり、季節によって味わいの幅をコントロールしても面白いでしょう。ご家庭ではなかなかできない、最も美味しいお酒の飲み方を、手軽に実現できるセラーです。
氷温®M2シリーズの最も注目すべき改善点はガラスドアです。ガラスドアである以上、熱の流出入は避けられない課題です。そのため、季節によってはドア表面に結露が生じてしまうことがあります。氷温®M2シリーズは、ガラス内部を真空することでこれまでよりも大幅に断熱力がアップしています。ドアの結露防止ヒーターを搭載しなくても、結露を抑制する効果があり省エネ性にも大きく寄与しています。
LX63は新しい冷却サイクルや真空断熱ガラスを搭載することで、これまでよりもさらに省エネ性能が高まっています。ワイン63本収納を収納できるLX63は、2017年に発売した38本収納タイプSB38と年間電気代が同等です。ワイン1本を保管する際の電気代に換算すると約40%もの省エネ効果を得られています。
※LX63と年間電気代が同等のSB38(2017年発売)で比較
※冷凍サイクルが同じ2温度帯製品での比較
※電気代は年間消費電力量(JIS C 9801-2015)60Hzによる 設定温度:上下室共に12℃
氷温®M2シリーズは、さくら製作所の中で初めて―2℃設定を実現した製品です。温度の下限が引き下げることに加え、コントロール性能も重視し、設定温度と液体温度のブレは0.1℃以下に抑えられています。設定可能温度は上室が―2℃から22℃、下室が0℃が22℃と、日本酒とワインの使い分けに配慮した設計です。
ワインのフルボトルを上室に25本、下室に38本、最大63本収納可能です。開栓して一度で飲み切らなかった日本酒も、立てて収納できる十分なスペースを確保しています。収納力を持たせつつ、横幅約50㎝、高さ約156㎝、奥行約54㎝と省スペース性に配慮した設計。場所を気にせずご自宅に設置していただけます。
直径が100mm程度ある太めのスパークリングワインなどのボトルでも、スムーズに収納できる設計になっています。下段にも、高さが300mmまでの一般的なボルドーやブルゴーニュボトルが横置きで収納できます。
※画像は、直径90㎜φのボトルです。
日本酒の味にこだわるためには、蔵元が推奨する-5℃〜0℃の低温で日本酒を管理できるセラーが必要です。さくら製作所は、0℃以下でも凍らない温度域(=氷温域)を楽しめる製品を開発し、氷温技術の普及と啓発を目的に活動している氷温協会にも加盟。凍りそうで凍らない、絶妙な温度を精緻にコントロールすることにより、日本酒の高品質化が可能になるのです。これまで体験したことがない氷点下の不思議な世界をお楽しみください。
氷温®M2シリーズには、これまで難しかった-2℃を実現する技術をはじめとする、機能と美しさへのこだわりが詰まっています。飲んで美味しい、コレクションを眺めて満たされる、私たちの自信作をご覧ください。
日本酒はお店で飲むものだと思っていませんか?氷温®M2シリーズなら、入れておくだけでらくらく管理。飲み切れなかったボトルも立てて保存できる収納力と、自宅にも設置できる省スペース性を兼ね備えています。ガラス越しに中のコレクションが見えるデザインは、家具との相性も抜群。家族や気の置けない友人と、時間を気にせず楽しいひと時をお過ごしください。
今日は家でゆっくり過ごしたい気分。そんな時はお出かけしなくても、ワインセラーを開けるだけでお店のような味のワインが飲めます。白ワインは白ワインの、赤ワインは赤ワインの温度で保管できる2温度管理機能付き。とことんこだわりたい方にもおすすめです。
店でお客様に食事をお出しする食のプロなら、お酒の温度にもこだわりたいですよね。氷温®M2シリーズなら、食品がギリギリ凍らない0℃以下の温度コントロールが可能です。「いつも通り、よく冷えてる」ではなく、これまで味わったことのない氷温世界の体験を、お客様に提供できます。
高価なワインも保管するなら、ワインセラー内の温度ムラひとつ妥協できません。氷温®M2シリーズは特許技術をさらに改良することで、これまで下室の最下段部分で生じていた庫内の最大温度差を軽減しています。たくさんのワインを保管しても温度が一定に保たれるので、熟成もこれまで以上に安心です。
また、お酒の回転を重視する飲食店には、2台設置がおすすめです。4つの温度で利用できるので、全てのお酒を適温でご提供できます。例えば、赤フルボディ、赤ミディアムボディ、白ワイン、シャンパンを保管するだけで、500円のグラスワインでも美味しく飲めます。赤ワイン、白ワイン、日本酒、ビールなどの組み合わせにも対応します。
シリーズ名 | HYO-ON M2 | |
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型式名 | LX63DM2Z-RH-W LX63DM2Z-LH-W |
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JANコード | 4589953360431 4589953360448 |
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扉カラー | ホワイト | |
ボディカラー | ブラック | |
価格帯(税込) | 238,000円 | |
収納本数(ワイン) | 63本 | |
収納本数(一升瓶) | 18本相当 | |
ビールの保管 | 〇 | |
温度管理の種類 | 2温度 | |
設定温度 | 上-2-22℃ 下0-22℃ | |
長期熟成湿度 (平均60%以上) |
年間平均湿度60%以上 | |
乾燥期の湿度維持 | 〇 | |
外形サイズ(mm) | 幅500×奥行540×高さ1558 | |
設置に必要な放熱寸法(mm) | 左30 右30 高さ100 背面不要 | |
冷却能力の高さ | 非常に高い(酷暑) | |
冷却制御方法 | ディフューズショットクーリングテクノロジー | |
霜取り方法 | ヒーター制御 | |
操作ボタン | タッチ式 | |
静音性 | 非常に高い | |
低外気温時(寒冷地) での断熱性能 |
非常に高い(厳冬) | |
温度表示 | 液晶(暗転モード付) | |
日本酒の保管 | 〇 | |
日本酒の低温貯蔵 (5℃未満) |
〇 | |
有効内容積 | 191L | |
定格電圧(V) | 100 | |
定格周波数(Hz) | 50/60 | |
冷凍機の種類 | 密閉型電動圧縮機(コンプレッサー) | |
冷蔵庫の冷却方式 | 冷気強制循環式 | |
電動機の定格消費電力(W) | 104/119W | |
年間消費電力量(kWh/年) | 239/249 | |
年間の電気代目安 | 6723円 | |
電源コードの長さ | 1.8m | |
庫内灯 | LED灯(白色/電球色) | |
扉の構造 | 3重ガラス構造(強化ガラス+真空断熱ガラス) | |
扉の断熱性能 | 非常に高い | |
ドア開放時のアラーム | 〇 | |
UVカット | 〇 | |
扉の開き | 右開き、左開きあり | |
棚の仕様 | 木目塗装モール+ワイヤー 縦置き棚 | |
付属棚の枚数 | ワイヤー棚(大):11枚 ワイヤー棚(小):2枚 縦置き棚:2枚 | |
スライド棚 | × | |
棚間隔の調整 | × | |
斜め置き(別売オプション) | × | |
ドアロック(鍵) | 〇 | |
冷媒名称 | R600a(ノンフロン) | |
断熱発砲ガス | シクロペンタン | |
質量 | 73kg | |
その他の付属品 | 鍵(2本) 取扱説明書 兼 保証書 | |
保証期間 | 冷媒回路3年 本体1年、ガラス6ヵ月 | |
電安法上の技術基準 | 特定電気用品〈PS〉E |
免責事項についてはこちらをご覧ください。
ビルトインで使用可能ですか?
ビルトインでは使用できません。冷却不良や水漏れ、異音などの原因となります。特に、木枠などで囲って使用される場合、放熱スペースを確保していても、駆動音が大きく聞こえてしまいます。こちらもご確認ください。
温度表示の「DF」とは何ですか?
霜取運転中に表示されます。設定温度や使用環境によって、霜取の頻度、時間が異なります。
太いボトルや長いボトルは収納可能ですか?
ボトル直径90㎜程度のボトルは収納できます。ボトルの高さは330㎜程度までが収納できます。収納本数換算は、ボルドーボトル(H300㎜×φ75㎜)とブルゴーニュボトル(H300mm×φ82㎜)を半々くらいに収納したもので、ボトル直径や形状によって減ることがあります。
ワインセラー本体が熱くなることはありますか?
表面温度が50℃~60℃くらいになることがありますが、これは正常な運転です。ワインセラーは、冷蔵庫と同様、熱を外に逃がすことによって庫内を冷却します。そのため、冷却運転時には両側面および天板部分が熱くなります。放熱温度が高くなるのは、外気温が25℃以上ある場合、設定温度が低い、または、冷却初期や常温のワインなど入れた場合などに見られる現象です。製品の仕様ですので安心してご利用ください。
コンプレッサーのフェイルセーフ機能はありますか?
搭載されています。コンプレッサーには異常電流や温度上昇が起きた場合に強制停止する「保護器」が付いています。このほか、コンプレッサーの運転時間制御、エラー感知機能、ドア開閉感知(一部機種にはない)、部品格納部の材質などを駆使して、複合的に安全性を高めた機能としています。
製品から動作音はしますか?
コンプレッサーやファンモーター、冷媒流音の音が発生します。日中より夜間、リビングより寝室など、周囲の暗騒音が相対的に静かな環境に製品を設置すると、動作音が大きく聞こえてまいります。音に敏感な方は設置場所を再検討するか、購入を控えてください。
就寝時に動作音が気になりますか?
寝室でご使用されることを想定した製品ではありませんので、寝室での使用は動作音が気になることもあると思います。また、就寝時間帯などの夜間は、周囲の暗騒音も低く静かになります。そのため、ワインセラーの動作音は夜間のほうが大きく感じられます。
日本酒は何度くらいで保管すれば良いですか?
日本酒の保管は0℃~3℃をお勧めしています。より低い温度であるほど、熟成のスピードがゆるやかになりますので、長く鮮度を維持することができると言われています。一方、5℃以上で熟成を進める保管を好まれる方もいらっしゃいます。弊社の製品を使うと様々な温度で日本酒を楽しむことができます。
製品の内径寸法を教えてください。
製品寸法の詳細は、承認図面にてご確認ください。承認図面は、こちらからダウンロードいただけます。承認図面に掲載されていない寸法は公表しておりません。
ペットボトルや缶飲料は何本くらい入りますか?
各機種によって異なりますので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。また、缶飲料やペットボトルについては、縦置きで容積いっぱいに収納することができないものがございますので、予めご確認お願いいたします。具体的な収納本数についても、ボトル形状などで変わってまいりますので、弊社からは収納本数を開示しておりません。ご了承ください。