文化と制度

私たちが大事にしている価値観

様々な人が働く職場の規範としている行動指針があります。職場で働くうえで大切な価値観となっており、いつも足りない部分を認識しながら働いています。

自責思考

• どんな課題があって、どんな解決策を取れば、どんなゴールにたどり着けるか、自分の頭で思考し行動することが、「問題は自分のせい」だととらえることです。
• わからないなら、「とりあえずやってみる」を最重要としましょう。行動が伴わない思考は無価値です。
• 常に自分が解決すると思って目標を持って行動しましょう。主導権を取ることから逃げていると、自信も得られず、信頼もされません。
• 他者貢献の意識で仕事に取り組みましょう。「その場のこと」「自分のこと」しか考えない者ほど自己評価が高い反面、他者の信用が低くなりがちです。
• 高いホスピタリティで接しましょう。上司は部下、部下は上司、同僚は当然です。取引先も顧客です。自分の前工程はサプライヤー、後工程はお客様です。
• 読み手、使い手のことを考えて仕事しましょう。仕事の成果物は、思考、態度、行動、価値観がすべて凝縮された答えです。

行動

• 凡事徹底をしましょう。挨拶、お礼、5Sをすることから良い仕事は生まれます。
• ルールを重んじましょう。ルールがあるから「判断」ができます。ルールをインプットする努力もなく、我流でやろうとするから判断できず、プロセスを進めることが出来ないのです。
• 完璧を求めず、50点でもスタートしましょう。本気でやれば新たな課題が現れるので、完璧の基準が変わることを知るでしょう。
• 何事も長所に目を向けましょう。長所に目が行くから行動できます。
• 自分がどう行動したかを問い正しましょう。どんな批判も行動を起こした者の前では無価値です。
• 早くスピードをもって行動しましょう。慎重さを理由に行動しないのは、仕事をしないのと同じです。
• 期限を求められなくても自ら提示し、こまめに進捗を報告しましょう。
• 自分の目標を達成する為に上司に聞き、上司を使いましょう。遠慮せずに、上司を使えることも成果につながるスキルです。

働きがい

• 情熱と意欲を持ちましょう。仕事への意欲が足りないなら、知識不足の課題に、最高の教科書を準備しても、学習が始まることはありません。
• 働きがい、成長のできる環境は自分で作りましょう。「働きがい」や「理想の自分」を会社や他者に求める他力本願な思考では、現実と理想のギャップに苦しみ続けるだけです。
• 素直さを持ちましょう。そうしないと、事実から目を背け、曲解し、その場しのぎを繰り返すようになってしまいます。
• やらない人ではなく、やろうとする人に意識を向けましょう。このような人にこそ機会を与え続け、サポートし続けることでしか顧客満足は得られません。
• 他人を巻き込んで仕事をしましょう。他人にどう影響するかを考えて行動して得られた成果を共有したときに、大きな喜びを感じられます。
• 新しいことに挑戦しましょう。先陣を切って行動することで、一歩リードできます。先頭に立つリスクを取れる人が重要な仕事を任され、やりがいを見つけます。

成長とスキルアップ

• 今ある材料の中から学び、行動しましょう。既存の材料から学ばない人のために新しくマニュアルを作っても、それを読んで理解し、仕事に生かせることがありません。
• 上司が部下に能力を植え付けることなんて不可能です。できることは、チャンスを与えることだけ。スキルアップしていきたいならチャンスを生かすしかありません。
• アウトプットから始めましょう。「発言する」「提案する」「マニュアルを作る」などアウトプットを重視する人は、不足や課題を認識し、インプットの努力をします。
• 自分の成長が第一だという考えは排除しましょう。目標を実現し、成果を上げるために行動するもののために会社は存在します。そのために成長しなければならないと考えている人間だけが、本当に成長します。
• 穴を深く掘るには幅がいります。担当者が自分の領域を深く進むのは当然。だからといって、狭くなるのは不可解です。ほんとうに深まるためには、隣接領域に立ち入り幅を広げましょう。
• 情報は自分から取りに行きましょう。自らの力で得た情報は長く記憶されます。何かを成し遂げるためにはそれが必要です。

コミュニケーション

• 事実、数字など客観的な情報を織り交ぜてシンプルに伝えましょう。主観的な情報だけでは何も生まれません。
• コミュニケーションの能力が高い人は、相手の話を聴くことに徹底する人です。相手にとって、どちらが楽で、どちらが大変かを考えればわかるはずです。
• 他人の感情をコントロールすることはあきらめましょう。どんなに頑張ったところで他人の感情はコントロールできません。機会を作ることに徹すれば、それを活かすかどうかは本人次第です。
• 「思い込み」や「決めつけ」は排除しましょう。思い込みは新しい考えや気づきへの思考を停止させます。
• 誠実に会話の論点に向き合いましょう。前提の揃わない会話ほど不毛なものはありません。
• 事実と意見を区別しましょう。客観的事実を得て状況を把握することが先決です。事実が揃っていないのにプロセスを進めてしまうと余計に大きな問題になります。
• 「優しさ」の定義は、行動を伴うかどうかで決めましょう。真の優しさとは「言葉」ではありません。どんなに厳しくとも伴走する覚悟を持った人間だけが持つものです。

責任

• 責任は取るものではなく果たすものです。成果に対する論理的で行動的な責任を果たしましょう。「知」は「行」に一致し、正しい「行」は「果」に一致します。
• 「謝罪」だけで終わらせないようにしましょう。課題を提示し、どういう解決策を持って行動するのかを伝えましょう。
• 過去の経験にしがみつき、固執しないように。今現在成果が出ていなければ、過去の経験だけでは足りていないのです。
• 目標を持ちましょう。目標とは課題を認識することです。より多くの課題を認識している者ほど目標が具体的であり、計画性が持てます。
• 評価の物差しは目標の達成度と成果の大きさです。自分が決めた目標と自分がやり遂げた成果を比べてみましょう。そのような自立の精神こそ真の喜びにつながります。
• 他人の失敗も自分の失敗と考えましょう。他人の失敗を自分事にでき、それをものにしたときほど絶大な信頼を得られます。