ほとんどのワインは「長期熟成」しなくても美味しくいただけます。

ワインもビールや焼酎のように気軽に楽しめるカジュアルなお酒です。
ワインセラーを持っている方の多くは、圧倒的に美味しいカジュアルなワインに出会ってしまった方が多く、
冷蔵庫感覚でワインセラーをお使いです。

夏の「シャルドネ」のおいしさ。

8〜10℃くらいで飲む夏のシャルドネ。清涼感と奥深さに幸せな気分になります。その温度に保持できないセラーなんてセラーと呼べるのでしょうか?

「短期用」と「長期保存」に分けて考えられるのが、ワインセラーです。あえて、それを分ける必要があるというなら、当社では「短期用」は最高性能が必要と考えています。最新ヴィンテージのシャルドネで夏を楽しみたいからです。

セラーに入れるのは、一期一会の素晴らしいワイン。

例えば、近年のブルゴーニュ。
2000円台~3000円台のお手ごろに入手できるワインが美味しすぎるのをご存知でしょうか? あるいは、わが国日本で作られるワイン。とてつもなく高いパフォーマンスを持つものが沢山あるのをご存知でしょうか?
これらに共通しているのは、数ヵ月後にはもう手に入らないかも知れないということ。出会ったときが運命。せめて2〜3本はストックしておきたいのです。そのためにセラーを使うのが「王道」です。

ワインの瓶熟は短期的な「温度安定」と長期的な「温度変化」がもたらすものだと考えています。

ポイント
① 年間4〜6℃くらいの温度変化をつける
② 長期熟成させるワインは出来る限り動かさない。


ワインを熟成させて味わいたいなら、温度変化をつけてよりカーヴに近い環境で「ワインを育てる」ことをお勧めします。長期的な温度変化がまったくない一定温度の保管状態では、「熟成が思うように進まないのではないか」と考えているからです。

保存温度参考表
酸化還元熟成。それはワインが瓶の中で「増えたり」、「減ったり」することで可能になります。

液体の体積は、温度によって増えたり、減ったりします。
気温が上がる夏に増えて、逆に冬に減ります。体積が減るときに、コルクからフレッシュな空気を吸い込みます。この動きが、酸化還元熟成です。「呼吸」するとも表現されます。呼吸で長期的に味わいなどが変わってくることを「熟成」すると表現します。

コルクが熟成に大切な役目を果たしています。

ワインの栓とえば、「コルク」。
コルクはとても大切なワインに欠かせないものです。
現代の技術で完全に密閉せず、伝統的なコルクでワインに栓をしています。
コルクが使われていることがワインに呼吸(酸化還元すること)が必要だという、 何よりの「証拠」ではないでしょうか。